OneSignalで使えるチャネルは?
OneSignalはモバイル・Webプッシュ、アプリ内メッセージ、メールなどで顧客とつながるプラットフォームです。SMS、RCS、Live Activitiesも提供しており、それぞれ設定や利用条件が異なります。
チャネルの数よりも、顧客がどのような状況でメッセージを受け取るかを先に定めます。再訪の案内とアプリ内の機能説明を分け、同じ内容を重ねて送らないよう優先順位と間隔を設計します。
プッシュ:戻ってくる理由を伝える
短い案内を次の行動につなぐ用途に適しています。文面とともに、タップ後の遷移先とログイン状態も設計します。
モバイルプッシュ
APNs・FCMなどのプラットフォーム認証情報と通知権限が必要です。SDKで購読、ログイン、クリック処理を接続する構成が一般的で、APIを利用する構成も可能です。
Webプッシュ
HTTPSサイト、Service Worker、対応ブラウザー、ユーザーの許可が必要です。ブラウザーや端末ごとに購読が作成されるため、会員IDとの関連づけも確認します。
iPhoneのWebプッシュ
iOS・iPadOS 16.4以降でホーム画面に追加したWebアプリから購読できます。通常のブラウザータブへの訪問とは権限取得の流れが異なります。
通知の価値を顧客が理解できる時点で許可を求める設計にします。受信や表示は、端末、ブラウザー、OSの条件にも左右されます。
アプリ内メッセージ:操作中の支援
アプリ内メッセージは、モバイルアプリのアクティブなセッションで案内、機能紹介、アンケートなどを表示します。OneSignal SDKが必要で、Webサイトには対応していません。通常の表示にプッシュ通知の許可は不要です。
対象と表示条件を定めてメッセージを作成します。操作を妨げない表示タイミングと閉じる動作を確認し、ボタンは説明した機能に正しく接続します。
SDK連携後はダッシュボードで作成できます。アプリ固有の行動に応じた表示条件やタップ後の処理には追加開発が必要な場合があります。
メール:詳しい説明や見返す情報
メールは利用案内、コンテンツの紹介、詳しいフォローに適しています。送信ドメインと送信者を定め、DNSを管理する担当者がSPF・DKIM・DMARCなどの認証を確認します。アカウント確認の手続きも導入日程に含めます。
DNSの変更前に、既存のメール配信システムへの影響を確認します。同意、配信停止、バウンス、送信者評価を併せて管理し、少数の対象で受信状況を確認してから広げます。
韓国のSMS・カカオ通知メッセージもジャーニーに接続
既存のSMS・カカオ通知メッセージ配信事業者のAPIをOneSignal JourneysのWebhookに接続すると、顧客行動に合わせて配信できます。カカオの通知メッセージは、このような別途連携で利用します。
IXCは配信事業者のAPI連携、必要な中継サーバーの開発、配信結果の確認、重複配信の防止・運用を支援します。事業者の認証方式・配信仕様とJourney Webhookの利用条件を確認し、接続方法を決めます。
OneSignal標準のSMS・RCSとLive Activities
OneSignal標準のSMSは配信事業者、送信番号、対象国、受信への同意を確認します。RCSは送信者承認に加え、国・通信事業者・端末の対応条件があり、SMSへの代替配信にも設定が必要です。
Live Activitiesはアプリの進行状況を対応端末のシステム画面に表示する機能です。プッシュやアプリ内メッセージとは実装範囲が異なり、アプリSDKとプラットフォーム別の開発が必要です。
設計例
予約機能の案内をチャネルで分担する
モバイルアプリに予約機能を追加した場合の設計例です。再訪の案内と実際の操作説明を分担します。
プッシュで再訪を促す
関心があり通知を購読している顧客に、予約機能の価値を短く伝え、該当画面へ接続します。
アプリ内で初回利用を支援
予約画面を初めて使う顧客に選択方法を説明します。完了した顧客は対象から除外します。
メールで詳細を提供
説明が必要な顧客に利用条件やよくある質問を提供します。他のチャネルと配信時期が重ならないよう調整します。
すべての顧客が全チャネルを購読しているわけではありません。顧客IDとチャネル別の購読状態に基づき、優先順位と終了条件を定めます。
IXCの導入支援
IXCがチャネル設定とアプリの動作をつなぎます
OneSignalの導入では、ダッシュボードの設定とアプリの実際の動作を合わせる必要があります。韓国の公式パートナーであるIXCが、チャネル設定、SDK・ディープリンク開発、データ連携、運用を支援します。
チャネル導入
アプリ・Web環境と対象顧客を確認し、認証情報、ドメイン、同意の流れを整えます。
アプリ開発とQA
権限要求、通知タップ、ログイン後の遷移、アプリ内表示を実装し、端末で確認します。
配信運用
優先順位、配信停止、頻度、文面を点検し、顧客の行動に合わせて調整します。
設計・検証に使う実務資料
よくある質問
アプリ内メッセージをWebサイトで使えますか?
OneSignalのアプリ内メッセージはモバイルアプリ用です。SDKとアクティブなセッションが必要で、Webサイトには対応していません。Webでの再訪案内には、Webプッシュのブラウザーや権限条件を検討します。
プッシュを拒否した顧客にもアプリ内メッセージを表示できますか?
通常のアプリ内メッセージはプッシュの許可とは別に表示できます。SDK、対象条件、表示条件の設定が必要で、顧客がアプリを利用中であることが前提です。
iPhoneでもWebプッシュを受信できますか?
iOS・iPadOS 16.4以降、ホーム画面へのWebアプリ追加、ユーザーの許可などの条件を満たせば可能です。HTTPS、マニフェスト、Service Workerを確認し、実機でインストールから購読まで検証します。
最初から全チャネルを導入する必要がありますか?
ありません。顧客がよく使う接点と必要な案内から始められます。後からチャネルを追加しても同じ顧客に関連づけられるよう、会員IDと購読状態の構造は先に設計しておくとよいでしょう。