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OneSignal カスタマージャーニー設計ワークブック

カスタマージャーニー設計書は、対象者、目標行動、参加・除外・終了条件、必要なデータと受入テストを実装前に合意する文書です。

01目次

この資料に含まれる内容

  1. 01目標行動と判定単位
  2. 02参加・除外・終了・再参加の規則
  3. 03設計例:招待承諾から共同作業完了へ
  4. 04待機と分岐条件の記述
  5. 05アカウント・同意・イベントの例外検証
  6. 06測定基準と運用引き継ぎ

02推奨対象

この資料が役立つ場面

行動を起点とする初回キャンペーンを設計する担当者

メッセージ制作前に顧客の目標行動、介入条件、除外条件を定義します。

ジャーニー実装を担当する開発者とプロダクト担当者

必要なデータ、判定箇所、不明な状態の扱いを一つの設計書で合意します。

配信品質と受け入れを確認するQA担当者

分岐ごとの入力と期待結果を実行証跡につなぎ、未解決項目を判定します。

03全文

資料の全文

出典を明記すれば社内資料にそのまま引用いただけます。

01顧客が完了する行動から定義します

ジャーニー設計では、顧客が進めたい業務と止まっている箇所を先に記述します。ブリーフの最初の文は「誰が、どの業務を、何によって完了するか」です。配信成功とクリックは途中の指標として扱い、業務の完了条件を別に定義します。

一人が複数の組織に所属するサービスでは、ユーザーIDだけで完了を判定できません。組織と業務の識別子も定義し、別の組織での行動を誤って集計しないようにします。Journeysガイドの基本構造に目標行動、業務の相関キー、正本データ、判定担当を加えると、実装範囲を協議する設計書になります。

02参加条件と終了条件を同時に合意します

参加条件には行動と現在の状態を組み合わせます。招待承諾だけを条件にすると、既に作業を終えた人が再び参加する可能性があります。「招待承諾 AND 該当作業未完了 AND メンバー資格有効」のように関係を明記します。完了状況が不明な場合は未完了と区別し、配信を保留します。

OneSignalのCustom Eventを起点とするジャーニーは、再参加と同時参加を許容します。Re-entry rulesはセグメントを起点とするジャーニー用であり、イベント再送の重複防止には使えません。同じ業務の再処理はイベント識別子と処理記録で制御します。OneSignal Journey settings

終了規則だけで最初の配信を防げるとは限りません。参加と終了の両条件を満たすユーザーが最初のステップを実行する場合も検討します。開始時の待機と除外を定義し、既に完了したユーザーにメッセージが届かないことをテストします。

03設計例:招待承諾から共同作業完了へ

IXC-DEMO-01は、架空のB2B共同作業サービスにおけるチーム招待後の案内です。user_id=usr_demo_01、workspace_id=ws_demo_01、invitation_id=inv_demo_01を使用します。招待サーバーの承諾保存確定をinvitation_accepted、該当招待に結び付く共同作業の完了保存確定をshared_task_completedと定義します。実アカウントへのイベント送信・メッセージ受信テストは未実施です。

この例では、一人のユーザーにつき有効な招待を一件に制限し、案内チャネルをWebプッシュとします。同じ招待を再送しても新しい案内は作りません。新しい招待は前の案件の終了を確認してから別業務として検討します。複数の招待を並行して扱う場合は、各完了イベントがどのジャーニー実行を終えるかを先に検証します。

文案は、件名「チームとの最初の作業を進めましょう」、本文「招待されたワークスペースで共同作業を完了できます」です。遷移先は該当作業の画面です。ログインアカウントの変更や権限喪失時には、権限のないユーザーに作業内容を見せず、アクセス案内を表示する動作をテストします。

04待機後の判定を記述します

待機時間は別のキャンペーンから流用せず、業務の観察区間と配信可能な時間帯で決めます。合意した区間が終わると、該当作業の完了、メンバー資格、同意、チャネル購読を再確認します。未完了で必要条件をすべて満たす場合だけ一回案内する設計です。照会失敗や関係不明の状態はHOLDとします。

Wait UntilのEvent Matchingは、開始イベントと待機イベントのプロパティを結び付けます。完了した招待を識別するプロパティと値の一致条件を設計書に記述します。遅延で完了イベントを見逃す場合に備え、正本の現在状態を照合する経路も必要です。OneSignal Journey actions

記入欄には条件式、照会箇所、正常・欠落入力、期待する分岐、確認者を残します。ORを含む場合はグループの範囲を明示します。個人化変数が空の場合の代替文と、同じ顧客に届く別キャンペーンとの優先順位も定義します。

05アカウントとデータの例外にも期待結果を定義します

通常の招待承諾だけでジャーニーを承認しません。重複イベントは追加参加・配信なし、先に届いた完了イベントは完了状態を維持、別組織の完了は現在の業務に影響なし、と期待結果を記述します。正本の最終状態と配信判断が一致するかをログで確認します。

一人が複数端末を使う場合と、一台を複数人が使う場合を分けます。OneSignal UserとチャネルSubscriptionの関係はユーザー識別・イベント仕様キットで合意します。待機中のログアウト、アカウント変更、メンバー資格喪失、同意撤回、退会をそれぞれ別の入力としてテストします。

記録には開始状態、入力、期待結果、実際の結果、証跡の場所を残します。未実行の結果欄は未実施とします。CRMキャンペーンQA資料で、この分岐をテストケースと実行記録に結び付けます。

06条件を変更できる状態で運用担当へ引き継ぎます

引き継ぎには、承認済み設計、実装した設定、メッセージ版、テスト結果、停止担当、変更手順が必要です。未解決項目はREADY、READY WITH CONDITIONS、HOLDで判定します。条件付き項目には解消担当を置き、条件変更時は影響する分岐を同じ入力で再確認します。

ジャーニー終了数、メッセージ反応、サーバーで確定した共同作業完了を区別します。分母、観察期間、比較方法は成果測定ワークブックで定義します。ダウンロードPDFと記入用シートの言語は日本語です。

IXCのCRMマーケティング自動化は、顧客段階、セグメント・イベント、ジャーニー実装、運用引き継ぎをつなぎます。ブリーフと未合意のデータから構築範囲を協議します。継続配信と実験運用はCRMキャンペーン運用につながります。

04ダウンロード

ファイルのダウンロード

判断基準をまとめたPDFと、直接記入できるExcel実務様式です。

ダウンロード用のPDFとExcel実務様式は日本語です。

PDFをダウンロード

日本語 · PDF · 9ページ · 133 KB

Excel実務様式をダウンロード

日本語 · XLSX · 44 KB

業者の比較、導入準備、運用点検に使う部門別の記入様式です。

ファイル情報

形式
PDF + XLSX · 日本語
分量
PDF 9ページ
ファイル発行日
発行日
読了時間
9分
容量
PDF 133 KB · XLSX 44 KB
利用条件
出典を明記すれば社内資料に引用できます。

06関連サービス

資料のテーマを扱うサービス

プロジェクトとして進める場合に担当するサービスです。

次のステップ

導入のお問い合わせ

検討した範囲と未確認の項目をお問い合わせにご記入ください。IXCが担当できる内容と次の手順をご案内します。